Tim Collins

Tim Collins (ティム・コリンズ) は、EBSCO Industries, Inc. で最大の事業部門である EBSCO Information Services（EBSCO）の 創業者兼 CEO です。EBSCO Industries, Inc.は、米国最大級の非公開企業のひとつです。その中でも EBSCO Information Services は、従業員数 3,250 名以上、年商 20億＄ を超える最大の事業部門です。

Collins は 1983年、定期刊行物の索引・抄録づけを専門とする会社を共同で設立し、その後その会社は EBSCO Industries, Inc. に買収されました。彼は1980年代、印刷物の索引付というニッチなサービスを提供する企業だった EBSCO を、今日の、世界で最も重要な有料インターネット情報検索サービス企業にまで成長させました。Collins の指揮のもと、当社は 60 以上の戦略的買収とあわせて、飛躍的なオーガニック成長を遂げました。今や EBSCO Information Services は、教育機関や公共図書館を対象にデータベースを提供する、オンライン情報検索サービスのリーディングカンパニーです。ここ数年 EBSCO は取り扱い製品の幅を広げ、現在は電子書籍・ディスカバリーサービス・医療機関向けポイントオブケアコンテンツに加え、学術図書館向け書籍の蔵書開発・購入サービスを提供する企業としても知られています。

Collins は多くの業界誌のインタビューを受けており、2015年には情報産業への貢献が認められ、National Federation of Advanced Information Services（NFAIS）の Miles Conrad Award を受賞しました。

その他、2012年 North Shore Chamber of Commerce Distinguished Leader に選ばれたほか、North Shore のトップビジネスリーダーが名を連ねる North Shore 100 にも選ばれました。社用車のハイブリッド車への転換、米国本社への 500 枚以上の太陽光パネルの設置、本社敷地内に電気自動車充電ステーションを設置、図書館や地域社会へリサイクルボックスやエコバックの配布などを通じ、環境保護にも力を注いでいます。太陽光発電に関する助成プログラム EBSCO Solar Grant を創設すると共に、太陽電池パネルの設置に資するため約50万ドルを図書館に寄付するなどしています。Collins は、環境責任を支援するため多くの地元の非営利団体に個人的な寄付を行ってきました。

彼はアメリカ史関連の歴史的遺物の収集家であり、Museum of the American Revolution in Philadelphia を創設し、その理事会メンバーも務めています。また、Collins の母校であるニューハンプシャー大学 Peter T. Paul School of Business and Economics の Collins Career and Resource Center は、彼の名前を冠したものです。 

Collins は現在、ボストンの North Shore で妻の Emily と2人の子供と共に暮らしています。