EBSCO Information Services (以下EBSCO) による FOLIO に関する全般的なサポートを提供するサービス “EBSCO FOLIO” を利用して、FOLIO Library Services Platform (LSP) を正式に実装頂いた図書館の数が、世界で 200 を超えました。
EBSCO FOLIO は、あらゆる規模・役割・職員数の図書館および図書館機構にオープンソースの選択肢を提供し、学術図書館、コンソーシアム、また中小規模の大学やコミュニティカレッジにおける実装およびホスティングの需要をサポートするソリューションを提供しています。
私共が FOLIO を導入頂いた初めての図書館様をご紹介したのは 2019 年のことですが、それから5年が経った今日においても、FOLIO のプラットフォームはイノベーションの最前線に立ち続けています。EBSCO によるイノベーションと顧客サポートに対する取り組みによって、FOLIO は、国際的な、そして多彩な規模と役割を持つ図書館のニーズの変化に対応しながら、進化と改善を続けています。また、FOLIO の最新のアーキテクチャにより、継続的な進化とサードパーティのプロバイダー製アプリケーションに対するサポートが保証されています。
今回のマイルストーン達成の中心には、弊社の FOLIO migration チームの存在があります。彼らはオープンソースプラットフォームに移行する図書館が数を増やす中、極めて重要なサポートを提供してきました。
チームの担当者はプラットフォームと各図書館に固有のニーズを深く理解しており、移行を成功に導くためのシームレスな実装プロセスを保証すると共に、FOLIO LSP の実装における EBSCO FOLIO サービスの価値を裏付けています。
(中略)
現在、学術図書館、コンソーシアム、共有システム、またあらゆる規模の大学、コミュニティカレッジ、公共機関など、全世界の200を超える図書館で FOLIO LSP が稼働しています。
ミズーリ大学図書館(傘下6 つの図書館で FOLIO を共有)、GALILEO(コンソーシアムに属する27の図書館でシステムを共有)、MOBUIS(同じくコンソーシアムに属する62の図書館でシステムを共有)など、一部のお客様は、所属を同じくする複数の図書館でオープンソース LSP を共有しています。EBSCO FOLIO Services のコンサルタントは世界中に配置されており、複数の言語でサービスを提供しています。
EBSCO 社では、FOLIO コミュニティへの継続的な関与と支援に加え、Open Library Foundation (OLF) や、最新のリソース共有イニシアチブである Open Resource Sharing Coalition (OpenRS) など、他のオープンイニシアチブにも積極的に参画しています。
この(プレスリリース公開の)週のはじめ、 MOBIUS コンソーシアム(米ミズーリ州)が、コンソーシアムとしては初めて FOLIO および OpenRS の双方を導入しました。このイニシアチブにより、コンソーシアム向けオープンソースサービスの開発、および強化の可能性がさらに広がるでしょう。