図書館が、学生が利用を終えた後も、常に注目される場所でありたいとお考えの図書館員の方はどのくらいいらっしゃいますか?

実際、利用者は、講義中であろうと、クラスメイトと課題について議論している最中であろうと、あるいは研究活動に参加したいと思った時であろうと、咄嗟に図書館の所蔵資料にアクセスしたいと思うことがあるはずです。
こういった時こそ、アプリの出番です。 私共が提供するアプリ EBSCO Mobile は直感的な操作感とクロス・デバイス対応の機能で、図書館の担当者や EBSCOhost (以下 eHost) もしくは EBSCO Discovery Service のユーザーに対するソリューションとなり得ます。

本記事では、学外・組織外からの検索に EBSCO Mobile アプリを活用頂ける4つの方法をご紹介しましょう。

1. 出先で検索して保存する

効率化のため、 EBSCO Mobile はモバイルフレンドリーな検索画面・検索結果画面を備え、 「いいね!」した記事の保存などを行うことができます。Ehost や EBSCO Discovery Service のアカウントにログインして頂くと、利用者の皆様はアプリとデスクトップで、デバイスまたいだ情報の同期をご活用頂くことができます。一度ログインをすれば、以降のセッションで再度ログイン頂く必要はございません。 学術情報検索は非線形で、また一回で終わることもないので、この機能はEBSCO Mobileアプリのユーザーテストを行った際、利用者の皆様から寄せられた重要なインサイトに基づいています。 効果的な図書館のモバイルアプリによって利用者は直線的ではない研究のプロセスを辿ることができるようになり、デバイス間のスムーズな統合によって、いつでも、どこからでも研究を進めて頂けるようになります。

2. SNSを通じてシェア(共有)する

課題や論文執筆のための調査に没頭している際、多くの学生が一度は「mid-project regret syndrome(プロジェクト中後悔症候群)」に悩まされると言われています。そしてそういった時、学生はクラスメイトや友人に確認や助言を求めます。 EBSCO Mobile では、端末の「共有」機能を使って論文をシェアすることができます。またe-mail やSMS、airdropを使って論文や検索結果を共有することも可能です。これらの機能は、学生間での共同作業を増やすと共に、彼らが学習・研究を素早く完結させることを可能にします。

本アプリケーションは使いやすいインターフェースを備え、利用者がどこからでも、素早く学術成果物にアクセスできるようにすることで、図書館の影響力を高めます。

3. 知識を動的に拡張する

一般のストリーミングサービスなどでみられる「おすすめ」機能のように、類似性のある学術情報を「おすすめ」することは、学生の研究が考えもしなかった方向へ舵を切ることを助け、アハ体験を作り出します。 EBSCO Mobile は利用者の過去のアクティビティを基に動的に生成される “discover recent subjects” 機能を提供しています。

4. 読むか聞くか

図書館利用者が、複数の作業を同時に行っている状態であっても、もしくは自らに合った別のアクセス方法を必要としている場合でも、アプリ内の記事や電子書籍には「読む(read)」「聞く(listen to)」オプションが備わっているので、利用者は最適な方法で情報を得ることができます。

EBSCO Mobile は EBSCO Discovery Service (EDS)、eHost をご契約の大学・機関・組織に所属している方は無料でご利用頂けます。図書館コンテンツへのユニバーサルアクセスを提供すると共に、図書館が契約している全 EBSCO リソースからの検索結果を表示します。 本アプリケーションは使いやすいインターフェースを備え、利用者がどこからでも、素早く学術成果物にアクセスできるようにすることで、図書館の影響力を高めます。