2020年3月、IBM Watson Health と EBSCO Information Services 社(以下EBSCO 社)は、医療機関や医療システムにおける臨床意思決定サポート(CDS)ならびに各種オペレーションの改善を目的とした業務の提携を発表しました。 これにより両社は、それぞれが手掛ける DynaMed® と IBM® Micromedex® with Watson™ を組み合わせることで、医薬品と疾病に関するコンテンツを集約し、臨床上の意思決定を支援する単一のソリューションとして提供することになりました。

公開されたポッドキャスト、“Pharmacy Talk with IBM Watson Health” 中のエピソード、Enhance Care Decision Making with Evidence and AI 内(外部サイトへ移動します)において、IBM Watson Health 社と EBSCO 社の担当者は、それぞれ、AI が医療にどう応用されてきたか、臨床意思決定サポートツールにどう応用されてきたか(できるか)、医療従事者が効率的なインフォームド・ディシジョンを下す上で求められる知見をどう表出させてるのか、そして、AI は医師が意思決定を行う上で、また患者との対話を行う上で、信頼するに値するものなのか、について考察を行いました。

このポッドキャストには DynaMed の Executive Editor で University of Massachusetts Medical School 家庭医学部 Associate Professor である Alan Ehrlich、EBSCO 社でDeputy Editor of Medication and Clinical Informatics を務める Eileen Yoshida、IBM Watson Health の Chief Health Officer である Rick Francis 博士がゲストとして参加しています。

彼らは、遠隔医療における AI、薬事分野における AI の有用なアプリケーション、教育ツールとしての機械学習の利用方法といった、最新のトピックについて議論しました。ポッドキャスト全編をお聞きになりたい方は、Pharmacy Podcast Network 公式サイトにてご視聴頂けます。(外部サイトへ移動 / 全編英語のプログラムとなります。)