※本記事は、弊社米国本社が2021年8月2日(EST)付で発表したプレスリリースを翻訳したものです。(原記事:Durban University of Technology Becomes First University in South Africa to Adopt the FOLIO Library Services Platform)
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ダーバン工科大学(以下 DUT)が、南アフリカの図書館として初めて FOLIO Library Services Platform(以下 LSP /図書館サービスプラットフォーム)を採用しました。 導入は、現地のサービスパートナーである Universal Knowledge Software 社(以下 UKS 社)と EBSCO Information Services 社(以下 EBSCO 社/弊社)の協力の下、行われました。EBSCO 社は、今後も EBSCO FOLIO を通じて、同学に対しインフラ・統合・ホスティングサービスを提供して参ります。
DUT の Information Systems and Resources Library Manager である Sagren Moodley 氏は、FOLIO が同学図書館にスマートなデジタル・キャパシティを構築する機会を与えてくれるだろうと語っています。
「DUT 図書館は、アフリカで最初の大学図書館として、FOLIO コミュニティに参加し、真に近代的なオープンソースの図書館サービスプラットフォームを導入できたことを光栄に思っています。FOLIO は、DUT の LMS(学習管理システム)を含めた他の図書館システムとの統合を予定しています」
DUT では、FOLIO LSP を、利用者の管理や貸出業務、目録作成業務などに活用する予定です。また同学では FOLIO を EBSCO Discovery Service™(EDS)と統合することで、研究者や学生の情報検索環境を改善し、紙・電子の媒体を問わず、資料を容易に見つけられるようにしました。
EBSCO 社 FOLIO Consulting Services のManager である Anya Arnold 氏は、EBSCO 社は UKS と DUT と密接に協力し、より効率的な図書館の業務フローを構築してきたと語っています。
「DUT は、FOLIO LSP が提供するカスタマイズから、大きな恩恵を受けるでしょう。FOLIO は図書館が図書館のために開発したもので、従来の図書館システムに見られる中核的な機能を提供しつつ、図書館が常に刻々と変化するニーズに対応できるようにしています」
Universal Knowledge Software 社 CEO、Neesha Ramsumar 氏は、UKS 社では今後もアフリカの図書館が業務フロー改善のためのソリューションを導入するにあたっての支援を続けていきたいと語っています。
「DUT における FOLIO の導入は、「図書館はどこもみな同じ」という通念を取り払い、柔軟性の高い最先端のオープンソースソフトウェアを、図書館のニーズに合わせてカスタマイズしました。適応性は、あらゆる図書館にとって成功の鍵です。DUT はアフリカで初めて FOLIO を導入した図書館として、アフリカの先駆者となる道を歩んでいるのです」