BiblioGraph - 大学・学術機関図書館向け

EBSCO BiblioGraph は、図書館目録のポータビリティ・視認性・価値を高めるオープンデータ・プラットフォームです。ユーザーは Web 上のどこからでも貴館の目録を探索し、利用し、アクセスすることができるようになります。 BiblioGraph は MARC に代わる新たな書誌フレームワーク BIBFRAME（Bibliographic Framework）と、Linked Data を活用することで図書館資料を図表として繋ぎ、信頼性の高い情報源からのデータで資料を充実させ、あらゆる Web サイト上で図書館の資料を公開することを可能にします。

リビングリスト

電子書籍・紙の書籍・音声資料など、多様なフォーマットの資料のリストをキュレーションします。リストは、著者によるもの・著者についてのもの、様々なトピック、時期や場所などについてのものがあります。リストは目録に直接人を呼び込み、また目録の内容が拡充されるのにあわせて自動的に更新されます。
ネットワークコネクション

BiblioGraph を使用することで、図書館は自館の充実させた所蔵資料を他の何千ものグラフからなるネットワークに接続することができます。図書館が所蔵しているもの、逆に所蔵していないものも分かります。

公開と共有

オープンウェブに目録を公開しましょう。 Web サイトやアプリケーションを通じて図書館のリソースを誰もが利用することができるようになり、すべてのリンクは図書館へと繋がります。ホームページにリソースを埋め込んだり、カスタムリストを作成して授業や勉強会などで共有することができます。また、e-mail や SNS を通じてリソースを共有することもできます。
埋め込みデータ

学習管理システム（LMS）、IR、学部のホームページ、LibGuide など、あらゆる Web サイトにリビングリストを埋め込み、共有することができます。埋め込まれたデータは図書館が提供するものを説明し、図書館所蔵への新しい経路を生み出します。

図書館の目録を変える

Web で検索を行う人は、信頼できる情報を探しています。しかし MARC フォーマットでは、図書館のデータは一箇所に固定されてしまいます。 BiblioGraphは、BIBFRAMEを使用し、図書館カタログをLinked Dataリソースに変換します。目録の中で関連する人物やトピック、資料、出版社などを表示するためのコネクションが形作られます。それにより利用者は Web 上のどこからでも図書館の資料を見つけ、また利用することができます。