(原記事:6月24日付 米国本社発表プレスリリース:More Than Fifty Libraries and Library Systems Live on EBSCO FOLIO Library Services Platform

現在、世界50以上の大学や図書館機構で、EBSCO FOLIO Services を通じ FOLIO Library Services Platform(図書館サービスプラットフォーム/以下 LSP)をフル導入頂いている、もしくは EBSCO FOLIO Electronic Resource Management(電子リソースマネジメント/以下 ERM )をご利用頂いています。
EBSCO FOLIO を採用頂いたお客様は、EBSCO Information Services 社(以下弊社)が提供する FOLIO の導入ノウハウやホスティングおよびサポートサービスを活用頂いています。 (50のうち)多くの図書館や機構が LSP をフル導入する一方、既存の ERM ツールからの移行、または EBSCO FOLIO を活用し初めて ERM を運用されるというお客様もみられます。

EBSCO FOLIO Services は規模の大小・職員数の多寡によらず、あらゆる図書館・機構にオープンソースという選択肢を提供することをサポートします。
そして弊社では、学術図書館・コンソーシアムおよび共有システム・中・小規模の大学・短大における導入とホスティングのニーズをサポートする各種ソリューションを製作・ご提供しております。FOLIO は、複数の受け入れユニット・複数のナレッジベース・複雑な所蔵・複雑な賃借ルール・きめ細かい権限などの機能をサポートすることで、規模や設定、従属性に関わらず、あらゆるシステムのニーズに対応することができます。

またこれら50以上の図書館は、EBSCO Discovery Service™ (EDS)、GOBI®、EBSCONET®、 弊社の新しい分析ツール Panorama™といった既存の弊社サービスやリソースとの統合に加え、OpenAthens などのサービスと弊社間のパートナーシップによる恩恵も受けていることになります。 EBSCO FOLIO ERM を導入頂いたお客様は、EBSCO の Knowledge Base を利用して、自館(自機関)が所蔵している電子リソースのライフサイクル全体を管理できるように、また職員の皆様はデータの手入力、重複している作業を回避・削減できるようになります。

弊社の Director of FOLIO Consulting Services を務める Anya Arnold は、「当社のサービスは、EBSCO FOLIO ERM のみを活用頂いた場合でも、プラットフォームをフル導入頂いた場合でも、あらゆるコンソーシアム・図書館のニーズを満たすのに十分なほど洗練されています」と述べています。
また Anya は「EBSCO FOLIO Services では、あらゆる図書館システムに対応できる導入・ホスティング・サポートなどの各種ソリューションを提供しています。私たちのチームは、新しいLSP の導入、FOLIO オープンソースソリューションの活用、電子資料の管理方法の改善を検討されている図書館や図書館機構のお客様に対して、信頼できるスペシャリストを派遣します。」ともコメントしています。

現在、Five Colleges Consortium、Wellesley College、Missouri State University、Trinity College, Cambridgeなど、50以上の図書館・機構のお客様が FOLIO をご活用頂いています。 EBSCO FOLIO Service を利用して FOLIO を稼働させているお客様の一覧は、以下の URL よりご覧頂けます: https://www.ebsco.com/academic-libraries/products/ebsco-folio/current-sites

弊社は FOLIO プロジェクトの初期創始者であり、FOLIO プロジェクトのアーキテクチャに特化したプロジェクトマネジメントと開発リソースを提供しています。 また FOLIO Community は、図書館の専門家・ベンダー・開発者によって構成されており、貸出・目録作成・受入・電子資料管理といった図書館管理の中核機能をサポートするオープンソースのLSPを構築する目的で結成されました。

FOLIO とは:
FOLIO は、図書館、ベンダー、開発者、コンソーシアムの協力の下、オープンソース技術を活用し、図書館サービスの再定義と図書館の未来に基づく技術革新を目指す、コミュニティベースの取り組みです。 FOLIO に関する詳細情報はこちらを参照して下さい:www.folio.org