ほぼすべての学問分野には、信頼できる Subject Index(主題検索)が存在しています。 例えば、心理学はAPA PsycInfo、言語と文学はMLA International Bibliography、アライド・ヘルスはCINAHLを搭載しています。つまり、主題別索引は、その分野の高品質なミニ・ディスカバリー・サービスなのである。
EBSCO Discovery Serviceは、ネイティブのMeSH、CINAHL、APAなどのシソーリやコントロールボキャブラリを適切に活用し、これらの異なる専門用語を接続する唯一のディスカバリーサービスです。 すべての見出しにはハイパーリンクが貼られており、偶然優れた結果を見出すことを容易にしています。
通常 Subject Index の提供元は、彼らが作成したインデックスと統制語彙を適切に活用しないサービスにメタデータを提供することはありません。
関連度ランキング
EBSCO Discovery Service は、コンテンツの提供元に左右されることなく、公平に検索を行います。 検索において優先される要素は次のとおりです:
- 統制語のサブジェクトヘディングとの一致
- 記事タイトルとの一致
- 著者によるキーワードとの一致
- 抄録内のキーワードとの一致
- 全文内のキーワードとの一致
検索におけるバリュー(価値)
情報の新しさ ー 公開日の新しいコンテンツは、古いコンテンツよりも価値が高いと判断されます。
ドキュメントタイプ — 特定のドキュメントタイプは、他のドキュメントタイプよりも価値が高いと判断されます。 例えば「レビュー記事 (review articles)」は価値があると見なされます。 反面「書評(book reviews)」は価値があるとはみなされません。 これは検索語に「book」または「review」という単語が含まれていない場合、書評に対してのバイアスが働いて検索結果が左右されることを防ぐ為です。
記事の文長 — 一定の長さがある記事はより価値があると見なされます。 たとえば、1/4ページの記事は4ページの研究論文よりも価値が低いと見なされます。
サブジェクトマッピングの実践
各 Subject Index(主題索引)には、特定の概念や様々な用語をリンクする統制語が含まれています。 そして、EDS にはこれらを検索結果の改善に役立てたり、紐づけたりする為の複雑なマッピングテクノロジーが搭載されています。
例えば ”learning aids” という検索語は、以下の語にマッピングされます:
- Instructional materials (ERIC, MLA International Bibliography)
- Educational resources (GeoRef)
- Instructional media (APA PsycInfo)
- Teaching aids & devices (Education Abstracts, Education Source)
- Teaching materials (MeSH/MEDLINE/PubMed, CINAHL)
ユーザーは元々入力した単語のみでの検索結果に戻すこともできますが、弊社が行ったユーザー調査によれば、主題マッピングによって微調整された検索結果の方が好まれることが分かっています。
ユーザーの意図を先取りする検索
EBSCO Discovery Service では、ユーザーが出版物の名称、データベースの名称、もしくは一般的なトピックや図書館の開館時間を入力して検索した際、関連する結果を提示することによってユーザーの意図を先取りします。
EDS ではオートコンプリートおよびオートコレクト機能により、ユーザーが入力しようとしている検索式を予測します。そして、これは英語だけでなくその他の主要言語にも有効です。
「EDS の関連度ランクが、最良の結果を返してくれることに感銘を受けました」
— Adolfo Rodríguez Gallardo 博士, 元 Universidad Nacional Autónoma de México(ラテンアメリカ地域最大の四年制大学)Director General of Libraries
「本学に在籍している生徒・教員は、自身が入力した検索語に最も関連のある結果が上位に表示されることを期待しています。その点において、EDS はとても優れた働きをしてくれています」
— Kristin Antelman, University Librarian, カリフォルニア工科大学 (Caltech)